華道 art of flower arrangement 2004 8 27
剣山というものを、ご存じでしょうか。
これは、華道用具で、花の根本を安定させるために、
金属製の針を上向きに多数取り付けたものです。
参考までに、華道とは、
広辞苑によれば、樹枝・草花などを切って花器に挿し、
人工を加えて、その風姿を添える技術・理論です。
私は、華道の展示会が好きで、よく見に行きましたが、
最近は、そういうものが減りましたね。
華道というものは、樹枝・草花などを使って、
季節を表現するものです。
華道は、絵画に匹敵するほど、芸術性が高いと思っています。
さて、前置きが長くなりましたが、
日足チャートを見ていて、日足が剣山のようになってきたら、
そろそろ天井に近づいてきたと言えるでしょう。
日足に、上ひげが多くなると、剣山のように見えます。
下の図Aを見てください。
日足を見ると、上に長い「ひげ」が出ているでしょう。
こうした時は、上値が重くなっています。
結果は、図Bとなりました。
ただし、日足aで、陰線ながらも、下に長い「ひげ」が出ました。
この場合の下落は、押し目だったと言えます。
その後の結果は、図Cとなりました。
ただし、注意が必要なのは、
相場環境が悪いと、株価は下落を続け、
日足チャートの形が、山の形になります。
つまり、山頂付近で、日足に「上ひげ」が多くなって、
後は下山することになります。
